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2011/05/12

写真でできる被災地の復興支援って・・・

今日、写真でできる被災地支援の件で岩手県の野田村へ行ってきました。
そして弘前市役所の方の紹介で野田村の教育委員会の人と話ができ、被災地で集められたたくさんの写真たちの今後について、ひとつの方向性を出すことができたかな?と思います。

現在集められている写真も全てに持ち主が現れる訳ではないと思われます。そして多分最終的には処分されてしまうという事が現実だとい思います。
そこで、野田村の教育委員会の方に、その写真の中から村の「祭り」や「風習」またはその「まちなみ」「独特の風景」などが写っている写真を「写真で残す地域の文化」として選別をしていただき、それをデジタル化して残していきませんかということを提案させていただきました。

今日の段階では上司の方が居らっしゃらないということで即答はいただけませんでしたが、概ね趣旨もご理解いただき、前向きに検討していただけるということになりました!
できるだけ現在行っているの「写真を洗浄し持ち主を探す作業」は続け、その後ずっとそこに展示していくわけにも行かないので、ある時期が来たら処分・・・という所で上記のような写真の選別を行って(その時に写真の専門職として立ち会うこともできると思います)いただき、その写真を私の所属する写真業界団体で預かり、デジタル化してアーカイブし、データディスクを作成して寄贈すると言う事をボランティアで行っていきたいと思っています。

写真で残す地域の文化って、本当に大事な地域の歴史を後世に残す作業だと考えています。
これを契機に、教育委員会つながりでのこの作業を、長いスパンで考え行動していきたいと思います。

また、おみやげに野田村村立図書館の収蔵写真のネガやポジ、村のアルバムを修復するべく預かって来ました!
来月1日の写真の日に野田村で一般の皆さん向けに行う「写真修復作業プロジェクト」の時に持っていくことを約束して今日は帰ってきました。

新しく行う「写真でできる復興支援」ということが、行政と一緒に行うということで一歩前進した感じがしています!
これからも写真で出来る復興支援を考え、行動していきたいと思いますので、皆さんご協力よろしくお願いします。

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